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by Guppy
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ディープ、凱旋門賞は失格処分

Excite エキサイト : スポーツニュース

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<競馬>ディープ、凱旋門賞は失格処分 調教師に制裁金 [ 11月16日 20時26分 ]

ディープ、凱旋門賞は失格処分_e0020210_23523235.jpg


フランスの競馬統括機関、フランスギャロは16日、今年10月の凱旋(がいせん)門賞で3着となった後、禁止薬物が検出された3冠馬のディープインパクト(牡4歳)に対し同レースの失格と賞金(約3400万円)の没収、同馬を管理する池江泰郎調教師に制裁金としては最高額の1万5000ユーロ(約227万円)の処分を科すと発表した。
同馬はレース後の薬物検査で同馬の尿検体から気管支拡張剤で禁止薬物のイプラトロピウムが検出された。ギャロのアンリ・プレ規律担当責任者は「池江調教師は『レース1週間前の9月25日に投薬をやめた。レース後に反応が出たのは意図的ではない』と話していた」と語った。制裁金が最高額になったことには「馬を守るべき調教師がそれを怠り、凱旋門賞が重要なレースである仏競馬界にダメージを与えたため」と説明した。
ギャロから処分を通知された日本中央競馬会は16日夕、東京都内の事務所で会見を開き、池江調教師が「尿から反応が出たのは事実なので、責任者として真摯(しんし)に受け止めている」と謝罪し、異議申し立てはしない意向を示した。
日本ではイプラトロピウムは禁止薬物に指定されておらず、同馬は26日に東京競馬場で行われるジャパンカップ(G1)に出走する。年内限りで引退し、種牡馬になる予定。【パリ福井聡、田中義郎】
◇解説
G1通算5勝のディープインパクトが生涯に誇るはずだった競走成績の一部に、禁止薬物使用による「失格」という不名誉な記録が付け加えられることになった。
この背景には、きゅう舎関係者の経験不足がある。問題は名門といわれる池江厩舎が、なぜこうしたミスを起こしたのかだ。それには、日本競馬界の閉鎖性がある。
90年代半ばまで、日本馬による海外挑戦はまれだった。その後、生産馬のレベルアップ、調教技術の向上につれて挑戦する機会が増え、成績も向上した。しかし、今も海外挑戦は理解と挑戦意欲のある一部の馬主の持ち馬のみ。賞金体系が充実している日本を飛び出す馬は少なく、きゅう舎関係者が海外で経験を積むチャンスはわずかだ。
違反薬物に対する日本競馬の独特のルールも混乱の原因だ。JRAは禁止薬物に52品目65種類を指定。一方、欧州競馬では「自然界にないものは、すべて違反」。こうしたルールの違いを正確に認識していれば、トラブルは避けられたのではないか。
これを契機に日本の競馬界がさらに内を向いてはならない。より活発に交流ができるよう、世界とのルールの溝を埋めていくべきだ。それこそが、ディープインパクトが残した功績となれば、今回の不幸も救われる。【田内隆弘】

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完全なアウェイで戦ったディープの凱旋門賞レース。

アウェイであっても圧勝してくれることを願っていた私ですが、今回のことは残念という他ないですね。

レース展開もアウェイらしいガードの固さでディープらしい競馬をさせてもらえず、レース後にも待っていた罠とも受け取れる今回の事案は、最初からもっともっと用心しておくべきだった事を思い知らされた結果だと感じます。

そうです。

誰一人見方のいない敵陣で起こった事案、これから日本の競走馬が海外レースを走る時はもっと対策を立てて参加しないとダメですね。

そうまでしても、おフランスの由緒正しきレースに極東アジアの国の馬の名を刻みたくなかったのですかね・・・。


池江さんをはじめ、レースに携わった関係者の誰もがこんな結果を望んでいたわけでないと確信しています。

会見の中で池江さんが頭を下げられていた場面は、私にとって大変痛々しく映りました。

次なる世界挑戦の時には、是非この教訓をいかして欲しいと願います。

池江調教師様には、我々競馬ファンがまた夢を見れるような競走馬を育てて頂けるようエールを送りたいと思います!


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by guppy_e | 2006-11-17 00:07 | 競馬